「歴史を訪ねる旅」
第125回 1月度 「大磯」
「歴史を訪ねる旅―大磯」は2006年9月に続き、2回目の実施です。
大磯は徳川家康が江戸に幕府を開くと、東海道五十三次の宿場として陸上交通の要所となり、その繁栄を見たが、明治維新により宿場としての機能を失い、衰退の道をたどった。しかし、明治18年、軍医総監を歴任した松本順により、海水浴場として産声をあげ、次いで東海道線の延長に伴い、大磯駅ができると、伊藤博文、山縣有朋はじめ政財界人が競って別荘を構えるに及び、一躍脚光を浴び、全国にその名を知られるようになりました。
今回は前回訪問出来なかった「旧吉田邸」も訪れます。
【開催日】 2018年1月13日(土)
【集合場所・時間】 10:00 JR大磯駅 改札口
※.10:15のバスに乗ります。
【解散場所、時間】 午後3時半頃 JR大磯駅
【参加費】 正・家族会員 4,000円 準会員・一般 4,500円
※.ガイド料、資料代、昼食代 旧吉田邸・ 鴨立庵の入場料を含みます
※.大磯~吉田邸までのバス料金(170円)は各自でお支払い下さい。
【コース】大磯駅 → 旧吉田邸 → 旧伊藤博文滄浪閣 → 松涛庵(昼食)→ 島崎藤村旧宅 →
鴨立庵 → 新島襄臨終の地 →地福寺→延台寺 → 大雲寺 → 大磯駅(15:30頃)
【ガイド】 大磯ガイド協会の皆様
【昼 飯】 「松涛庵」を予約します。
1.天とじそば 2.鍋焼きうどん 3.天丼
第126回 2月度 「座学ー頼朝の天下之草創」
「歴史を訪ねる旅」の散策は2月は休会ですが、この時期を利用して、下記の歴史セミナー(座学)
を企画しました。
講演テーマ : 頼朝の天下之草創
<講演概要>
古代から中世へ、京都から東国へ、貴族政治から武士政治へ。古代国家が解体し、群雄割拠の中から、武
士の棟梁、清和源氏の嫡流頼朝は鎌倉に幕府を開いた。彼は何ゆえ天下を掌握し得たのか。妻政子はどん
な役割を果たしたのか。幕府の職制、東国武士の特性、全国支配の地歩を固めた北条氏の功績など日本歴
史の転換点、鎌倉前期の時代像を語って頂きます。
実施日時 : 2月9日(金) 15:00~17:00
場 所 : 「新現役ネット」事務局会議室
講 師 : 鎌倉ガイド協会 平田秀昭氏
参 加 費 : 正・家族会員 1,000円 準会員・一般 1,500円」
講師 平田秀昭氏 紹介
鎌倉生まれでありながら、サラリーマン時代は鎌倉に背を向け、東京方向に
ばかり目が向き地元に住みながら、鎌倉の歴史や文化に、ほとんど接触しな
い毎日でした。
会社は化学系の会社で、営業職を一貫して担当してきました。
退職後、学生時代や、会社の人たちから鎌倉について聞かれたり、案内を頼
まれたり、当然、吾妻鑑は読んだか等の質問にあい、慌てて調べ始めたこと
がきっかけで、鎌倉検定を受験したり、更に鎌倉ガイド協会の会員になった
次第です。
(ガイド協会への入会は、2010年1月:東日本 大震災の年)
「歴史を訪ねる旅」には2011年の「鎌倉山」から毎年ご案内をお願しています。
第127回 3月度 「開宿400年を迎えた杉戸宿をめぐる
埼玉六宿の一つ、日光街道杉戸宿は、2016年に江戸幕府が日光街道に設置した宿場として開宿400年を迎えました。本陣、脇本陣、又庶民の宿泊する旅籠も設けられ、街は枡型と呼ばれる出入り口がクランク状態に曲がっていて江戸防衛が意識された宿場町になってます。
街道沿いには古い民家や、蔵が多く残され高札場と共に街道の歴史を伝えています。早春の街道と、宿場を散策に行きましょう
【開催日】 平成30年3月17日(土)
【集合場所】 東武スカイツリーライン 東武動物公園駅改札口
【集合時間】 午前10時
【解散場所、時間】 東武動物公園駅近く古川橋あたり 午後3時ごろ
【参加費】 正・家族会員 3,000円 準会員・一般 3,500円
【コース】
東武動物公園駅~関口酒造~杉戸町役場~来迎院~延命院~香取神社
昼食(芝甲)~高札場~近津神社~神明神社~問屋場跡~本陣跡~宝性院
浅間神社~愛宕神社~流灯工房~古川橋
【昼 飯】 蕎麦の膳 芝甲 www.shibakou.org
メニュー 1.天丼セット(天丼に、温かい蕎麦かうどん付き)
※うどんの方は連絡下さい
2.エビ床柱のかき揚げ天せいろ
3.活〆穴子天せいろ
【ガイド】 杉戸宿案内人の会
【参加者】 20人
第128回 4月度バスツアー「常陸太田・高萩」
春の日帰り遠征旅行は、今話題の北茨城を訪ねます。水戸藩の北の城下町高萩
は、NHK朝のドラマひよっこの舞台になった、自然豊かな、城下町で市内の、藩校や、
古民家、城址等をめぐります。又、佐竹氏の城下町常陸太田は、秋田に移封された
源氏の古い家柄である、佐竹氏の遺構が多く残るところで、西山荘や、古い町などが
見どころです。ひよっこの舞台の見学も(一部車窓)楽しみの一つです。
春の1日を和やかに旅を楽しみましょう
【開催日】 平成30年4月18日(水)
【集合場所】 東京駅 鍛冶橋駐車場
【集合時間】 午前7時30分
【解散場所、時間】 東京駅周辺 午後7時ごろ
【参加費】 18,000円 バス代、昼食代、ガイド代、拝観料、入館料込み
【コース】
7時30分集合~神田橋IC~高萩IC10時ごろ~高萩見学(高萩城址、穂積家、松岡藩校、お屋敷通り
など)~昼食常陸太田付近(海産物お買い物できます)12:30~13:30頃~13時45分~常陸
太田散策(西山荘、古い町並み見学)16時ごろまで~常陸太田IC~東京駅周辺19時ごろ
【ガイド】 常陸太田 常陸太田まちかど案内人
【参加者】 13人
第129回 5月度「阿佐ヶ谷・荻窪」
杉並区は都会とは思えぬほど緑に恵まれています。昭和初期から阿佐ヶ谷は、井伏鱒二、川端康成、太宰治など超がつくほどの有名な作家が住んでいたことから、阿佐ヶ谷文士村とも呼ばれていました。
杉並区に多くの文士が住み着いたのは、公園だけでなく、屋敷林が多いからです。
暗渠散歩や屋敷林散歩、国指定史跡の荻外荘、井草八幡宮、善福寺公園等阿佐ヶ谷・荻窪を中心とした杉並区内のまちの魅力を満喫しませんか?
実施日 : 5月12日(土)
集 合 : 午前10:00 JR阿佐ヶ谷駅北口
解 散 : 東京女子大 午後3:00頃
参加費 : 正・家族会員 1,500円 準会員・一般 2,000円
※.参加費にはガイド代、 資料代が含まれます。
※.移動のバス代は各自でお支払い下さい。
コース : 阿佐ヶ谷駅北口 → 阿佐ヶ谷神明社 → 桃園川遊歩道 →民間信仰石塔 →天沼八幡神社
→ 天沼弁天池公園 → 郷土博物館分館(トイレ休憩) → 荻窪白山神社 →長屋門 →
西郊ロッジング → 太田黒公園 → 荻外壮・近衛文麿邸 → 荻窪駅北口(昼食) → 荻窪駅
北口(バス移動) → 井草八幡神社 → 善福寺公園 → 東京女子大
(解散 3:30頃)
昼 食 : 荻窪駅北口近辺で各自で取って頂きます。
参加人数 : 35名
ガイド : 東京シティーガイドクラブの皆さん
第130回 6月度 座学「法華経」
「歴史を訪ねる旅」の散策は6月~8月は梅雨と暑さを避けて休会です。
この時期を利用して、下記の歴史セミナー(座学)を企画しました。
講演テーマ : 法華経
鎌倉の史跡めぐりをするにあたって仏教は切り離せません。
根本となる経典は3,000近くあると云われています。
般若心経が広く知られているお経ですが、歴史を紐解きますと「法華経」が随所に出てきます。
法華経の内容が少しでもわかれば、歴史が更に奥深くなるのではと思います。
法華経は28品あるのですが、その中で観音経や日蓮の曼荼羅などをわかり易く説明して頂きます。
実施日時: 6月27日(水) 15:00~17:00
場 所: 「新現役ネット」事務局会議室
講 師: 鎌倉ガイド協会 田嶋 早苗氏
参 加 費: 正・家族会員 1,000円 準会員・一般 1,500円
講師略歴 田嶋 早苗さん(鎌倉ガイド協会)
1946年、山形県酒田市生まれ。地元の高校卒業後、上京。大学、就職の後、結婚を機に鎌倉
市に移住。専業主婦の傍ら、障がい者のボランティア活動に従事、現在も継続中。
趣味は、歴史散策、太極拳、居合
根から歴史好きだった処に、子供の学校の保護者会に「歴史散策の会」があり、そこで鎌倉の
魅力を知りました。
鎌倉ガイド協会(旧鎌倉シルバーボランティアガイド協会)には1年間の養成講座を終え、
2008年(平成20年)4月、入会しました。10年間、鎌倉とその周辺をご案内しています。
田嶋さんには「歴史を訪ねる旅」には毎年鎌倉及びご案内をお願しています。